岩波ギリシア・ラテン原典叢書 カエサル「ガッリア戦記」田中秀央校註◆ラテン語 岩波ギリシア・ラテン原典叢書 カエサル「ガッリア戦記」田中

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岩波ギリシア・ラテン原典叢書 カエサル「ガッリア戦記」田中秀央校註 昭和24年初版 入手困難品◆ラテン語 ガリア戦記商品説明岩波書店の「岩波ギリシア・ラテン原典叢書」のうちの筆頭、カエサルの『ガッリア戦記』です。昭和24年（1949年）という敗戦直後に、早くもギリシア語、ラテン語の叢書を発行している岩波書店の凄さを実感するシリーズです。当時のギリシア語、ラテン語の第一線の学者さんがたが解説を手掛けており、こちらはラテン語辞典の編纂でも知られる田中秀央さんがご担当されています。ガリア戦記は全体で8章ありますが、そのうちの第1章を、原文を記載して解説と註解、語彙を付しています。おそらく2章以降の刊行はなく、ガリア戦記に関してはこの1冊のみの発行だったようです。印刷が、現在では絶滅寸前の、金属活字を用いた活版印刷で、紙に活字の押しが効いた美しい印字の書籍です。なお、当方が調べた限り、公刊された書籍は全て収蔵する建前の国会図書館にも所蔵がないようで、また現状で各種古書店サイトで一点も出品がない入手困難品です。ヤフオクでは履歴が辿れる過去10年で、ただの2度しか出品履歴がありません。その点では、市場に出回るのが数年に一度、今後はそれもあるかどうか、というお品と思います。少しの傷みやヤケなどありますが、全体の状態は良く、76年の経年の薄い冊子という点を考慮すると、むしろ残っているのが奇跡的というべき美品の範疇と言えると思います。お探しでいらした方に、ぜひどうぞ。注意事項カバーを元から書籍の判型よりも大きく作っており、その分縁に傷みがあり、ぼろけがあります（画像）。ぼろけは現在進行形ですので、梱包や搬送に際しても現状よりもぼろけが進む可能性もあります。ただ、ぼろけは判型の本体を超える縁のみで、本体に重なる部分は綺麗なままで、お届けまでに判型の大きさ以上には傷みが進むことはないと思います。本文用紙にヤケがありますが、全体の状態は良く、経年を考慮すると、むしろ美品の範疇と言えると思います。